有末剛 緊縛夜話

ザムザ阿佐ヶ谷にて定期開催している緊縛イベント。今宵一夜の夢の泡沫を、あなたと共に。

有末剛緊縛夜話第二十二夜『朝まだき』<コロナウイルス感染拡大防止の観点より、公演は中止となりました>

有末剛緊縛夜話第二十二夜『朝まだき』

※情報は随時更新予定です。

<追記>

3/15追記 ヘアメイクで、木下恭子さんの参加が決定いたしました。

コロナウイルス感染防止についての本公演の取り組み(2020.3.29現在)

有末剛緊縛夜話第二十二夜『朝まだき』上演中止のお知らせ(2020.4.2追記)

 

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<有末剛緊縛夜話第二十二夜『朝まだき』上演中止のお知らせ>

みなさまへ

緊縛夜話制作 吉乃蕾です。
度重なるご報告をお許しください。
新型コロナウイルスへの対策につきまして、わたし達は、日々、情報を収集し、その上でさまざまな方々、関係者とも話し合い、より安全な上演を目指して検討して参りした。
しかし、気をつけていても、現状では生活しているだけで感染の危険性があります。
そしてまず何よりも、わたし達がどなたかへ感染させる危険性が拭えません。
これまでは公演を行うことを前提に進めて参りましたが、
わたし達は、集まってくださった方々の健康を損なう可能性がある状況では、公演はできないと判断いたしました。

ご来場を検討くださったみなさま、本当に、大変申し訳ありません。
再び緊縛夜話を舞台としてお届けすることを、わたし達は諦めてはおりません。
どうかお元気で、きっとまた必ず舞台で再会できますように。
個別にご連絡はいたしますが、キャンセル料などは一切発生いたしません。

 

蛇足ではございますが、

わたし達は公演中止を選択しました。
しかし、これまで述べてきました見解は、あくまでわたし達の個人的な考えです。
さまざまな団体様が、それぞれ懸命に考え、選択し、この事態に取り組んでおられることと思います。
わたし達の考えと選択は、たくさんある見解と選択のひとつでしかないことも、お伝えさせてくださいませ。

また、
今の状況のなかで、わたし達がみなさまへお渡しできるものを、制作サイドにて模索しております。そのことについて、またご報告できたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

2020.4.2. 緊縛夜話制作 吉乃蕾

 

コロナウイルス感染防止についての本公演の取り組み(2020.3.29現在)

皆様、大変不安な状況でお過ごしだと思います。刻一刻と状況が変化する中、4月26日の公演について検討しておりましたが、現段階では、上演を行う方針で準備を進めております。
新型コロナウイルスに感染しないこと、感染させないことに注意した上で、唯一無二の有末剛緊縛をお届けするために、以下の取り組みを行い、公演をいたします。

・当日、スタッフはマスク着用いたします。
・当日、発熱、咳、くしゃみ、鼻水、倦怠感、全身痛など風邪の症状がある方はご来場をご遠慮下さい。キャンセル料などは一切発生しません。
・同居されているご家族の方や、職場、学校など身近に接触する方の中に、新型コロナウイルス感染症に感染の可能性がある方・感染された方がいらっしゃるお客様は、申し訳ございませんが、ご来場をご遠慮ください。キャンセル料などは一切発生しません。
また、海外渡航後14日未満のお客様につきましても、大変申し訳ございませんが、ご来場をご遠慮ください。日本における検疫の徹底についてはやや疑問が残る部分があり、またPCR検査の感度は完璧ではありません。キャンセル料などは一切発生しません。
・可能な方は、マスクの持参・着用をお願いいたします。また、マスクがない場合は、ハンカチなどで代替いただき、咳エチケットの敢行をお願いいたします。
・トイレに手洗い石鹸の設置をします。また受付にはアルコール消毒を用意しておりますので、御入場時の手指消毒をお願いいたします。流水と石鹸を用いた手洗いは日常でも感染予防に有用です。公演時に限らず励行をお勧めいたします。
・受付にうがい用コップもご用意しております。必要に応じてお使いください。
・懇親会の開催はいたしません。楽しみにしていただいたお客様には申し訳ございません。
・密集を避けるために、客席は少ない設定になっております。恐れ入りますが、ご予約はお早めにお願いいたします。必要に応じTwitterなどで客席情報を随時掲載いたします。
・各公演前に、会場の換気と清掃消毒を実地いたします。
・出演者との面会につきまして、恐れ入りますが密集することがないようにスタッフが誘導する場合がございます。どうぞご了承くださいませ。

目に見えない脅威は不安を感じさせます。心が疲弊して萎んでしまうことは辛いことではないかと思います。
どうか十分な睡眠を、眠れないかたは笑いを、美味しく温かな食事をして過ごしていただけますように。
多くの制限を設けた公演となり、大変申し訳ありません。
ご来場くださるお客様が、ひととき不安を忘れて舞台の世界を生きてくださいますように。

お問い合わせは、吉乃蕾 yoshinotsubomi@gmail.com までご連絡くださいませ。

 

【日時】
4/26(日)14:00~/18:00~
(それぞれ30分前開場、上演時間は70分を予定しております)
※本公演では懇親会の開催はございません。

【会場】
ザムザ阿佐谷
東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-12-21 TEL:03-5327-7640
JR中央線総武線 阿佐ヶ谷駅北口 徒歩5分
(新宿より快速で9分。日曜日は中央線は停車いたしません。黄色い総武線をご利用下さい)
阿佐ヶ谷駅北口を出て線路沿いを荻窪方面へ、右手に見えるTOAフィットネスクラブの北側です。

【料金】
予約:一般4,000円
当日:一般4,500円 
※当日精算、ご来場順の入場です。また、当日券の方のご入場は、ご予約のお客様の後となります。

【キャスト】
緊縛/有末剛
二胡・声/中川えりか(アカラ)
緊縛モデル/あべあゆみ・吉乃蕾
朗読/磯崎いなほ
脚本・演出/高木尋士
照明/若林恒美
空間美術/鶴見直斗

ヘアメイク/木下恭子
協力/オフィス再生
制作/市川未来(オフィス再生)・ザムザ阿佐谷・吉乃蕾

【予約】
[一般予約フォーム]
https://www.quartet-online.net/ticket/yawa22
[有末剛扱い 予約フォーム]
https://www.quartet-online.net/ticket/yawa22?m=0habbbc

[あべあゆみ扱い 予約フォーム]
https://www.quartet-online.net/ticket/yawa22?m=0chbfda
[磯崎いなほ扱い 予約フォーム]
https://www.quartet-online.net/ticket/yawa22?m=0cggehf
[中川えりか(アカラ)扱い 予約フォーム]
https://www.quartet-online.net/ticket/yawa22?m=0jhbdgc
[吉乃蕾扱い 予約フォーム]
https://www.quartet-online.net/ticket/yawa22?m=0lbdfji

ザムザ阿佐谷 TEL:03-5327-7640

※当日のご連絡もザムザ阿佐谷へご連絡ください。
また、ご予約フォーム不具合の際のご連絡またご予約は、yoshinotsubomi@gmail.com へご連絡ください。


【概要】
緊縛師・有末剛。
40年の年月を経て磨かれた緊縛の芸術性を様々な演出、様々な芸術家とともにおくる舞台シリーズ『緊縛夜話』
今回は二胡の演奏とともに おおくりいたします。

有末剛の吐息と残酷な裏声の圧縮。
縛る手は襲いかかった誠実な静けさ。
触覚と未分化な言葉が紡ぎだす荒涼の啓示。

二胡が白い雪けむりをあげて疾走する

その向こう
そこには何もなかったし
何もない

ただ、原初の言葉の断片が、あとを追う。

【プロフィール】
有末剛
80年代初頭に緊縛師としてデビュー以降、映画・雑誌等多くの媒体で緊縛を担当。国内外で精力的に緊縛ワークショップを開催し、緊縛指導書などの制作も行う。他分野のメディアやアーティストと積極的にコラボレーションを図り、芸術性の高い独自の緊縛世界を展開する傍ら、自らも著述や写真などの作品を発表。
また緊縛師としての深い経験により得た「官能についての見識」を伝える活動を開始。緊縛師であり官能研究家、写真家であり作家。その要素の全ては丹念に紡ぎ出され独特の世界を築き上げている。
有末剛公式HP http://arisuego.jimdo.com/

中川えりか
10歳から声楽をまなび、14歳でNHK音楽コンクール入賞。2004年サウスサイドレコードよりバンドデビュー。同時期に二胡と出会い、ツイン二胡と歌のユニット「アカラ」を結成。両国国技館でのイベントにゲスト出演、3年連続となる上海・広州ワンマン公演でツアー4会場の来客記録を更新するなど、国内外で活動を展開。和洋楽器、声明、演劇、舞踏等とのコラボを通じて、即興、声と弦の独自の表現にも挑み続けている。
アカラHP http://akara.jp/

Facebookページ https://www.facebook.com/akaraclub/

高木尋士
80年代初頭、暗闇を作ることと暗闇を覗くことに熱中し、以降、取り憑かれたように「暗闇」を創り続ける。寺山修司の死をきっかけに舞台作品を発表し始め、故昭和精吾の楽曲制作や音響、月蝕歌劇団万有引力での音響などを経て、「劇団再生」を結成。故見澤知廉の作品を舞台化しながら、テーマを「革命」「学生運動」へと先鋭化していく。闇に浮かび上がる独特の舞台観は、見る者に対して「見ることの責任」を突きつけ、構造としての「闇」を視覚化する。
また鈴木邦男氏との定期的な対談を通じて、新しい「読書」の形を提案し続けている。年間500冊におよぶ読書から、文学における「闇」の具現化に取り組んでいる。
高木尋士公式HP http://www.takagigokko.com/