有末剛 緊縛夜話

ザムザ阿佐ヶ谷にて定期開催している緊縛イベント。今宵一夜の夢の泡沫を、あなたと共に。

緊縛×インプロワークショップ 「日常を超えた信頼」

緊縛×インプロワークショップ 「日常を超えた信頼」

※ワークショップは定員になりました。見学参加は可能です!どんなワークか気になる方は、是非どうぞ。

【日時】
4/14(日)17:00~20:00(30分前開場)
20:00~ ワーク内容のシェアリングと、希望者は有末剛の緊縛を有料で体験できます

【料金】
参加4000円
見学2000円(写真撮影はご遠慮ください)
有末剛体験緊縛2000円(ワークショップ終了後のシェアリングの時間に行います)
※すべて当日会場でのご精算となります。

【会場】
ザムザ阿佐谷 
東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-12-21 TEL:03-5327-7640
JR中央線総武線 阿佐ヶ谷駅北口 徒歩5分
(新宿より快速で9分。日曜日は各駅停車のみ 黄色い総武線をご利用下さい)
阿佐ヶ谷駅北口を出て線路沿いを荻窪方面へ、右手に見えるTOAフィットネスクラブの北側です。

【お申し込み】
Mail: yoshinotsubomi@gmail.com
まで、お名前、人数をお知らせください。
見学参加なかたは、見学希望とご明記ください。

  

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【概要】
インプロとはimprovisation(インプロヴィゼーション)の略。日本語では「即興」という意味です。
芸術分野における表現手法のひとつで、台本を用いず、その場で物語やシーンを創作していくエンターテイメントです。
今回は、初の試み!
緊縛×インプロワークショップの開催です。

講師は、世界を忍び翔けるインプロバイザー 忍翔(おしょう)と、映画『花と蛇』など数多くの作品で緊縛を担当している世界的緊縛師、有末剛。
縛ること、縛られること、関わること。
その関係性は、瞬間に何を生むのか。
ぜひ体験し、目撃してください。

より良質なワークを提供するために少人数開催となります。
ぜひお早目にお申し込みくださいませ。
そして、見学参加も歓迎です!
インプロの楽しさをぜひ目撃してください。

【講師より】
~緊縛×インプロ コラボワークショップ「日常を超えた信頼」~

「緊縛とは、抱き締める事である」
「縛られることで、安心を得て、心が自由になる」

これらは、以前僕がビジネスマン向けの緊縛ワークショップに参加した時、講師の方から聞いた言葉達です。
そして実際に体験することで、この言葉達は僕の中に強く刻まれることになりました。

そんな革新的な体験と言葉を与えてくださったのが、今回一緒に講師を務める、有末剛さんです。

今回のワークショップは「いつか一緒にコラボワークショップをしたい!」という僕の願いが形になったものです。
この企画が決定して以降、何度か有末さんとお話をさせて頂いたのですが、
話せば話すほど、インプロないし演劇と、緊縛との繋がりを感じるようになっていったのです。

僕はその繋がりを「日常を超えた信頼」と、名付けることにしました。

「緊縛」と聞くと、ほとんどの人は完成した形をイメージします。
一見した痛々しさに、抵抗感や偏ったイメージを持たれることが多いのですが、それは大きな誤解です。
緊縛の本質は、その過程にあるのです。

緊縛は、縄という目に見える道具を通して、相手とコミュニケーションをすることです。
縄という非日常的な道具を使うからこそ、一瞬一瞬に生まれる繊細さや深さは日常を凌駕します。
縛られる側は身を委ね、縛る側が相手を受け止める。
信頼が縄を通って伝わり合い、形になっていく様は、まさに芸術です。

かくいうインプロも同じです。
縄という目に見える道具こそありませんが、僕らは目に見えないものを創り出す想像力を駆使します。
想像上の世界の中で、相手役と関係性を持ち、互いに協力し合うことで物語を旅していきます。
脚本や美術がある演劇とは違い、想像以外何もない空間において、頼れるものは目の前の相手だけです。
お互いが相手を信頼し、相手の選択を受け入れ合うことで、2人だけの特別な時間を過ごすことが出来るのです。

「日常を超えた信頼」が、異なるプロセスで形になっていく。
それが、僕が緊縛とインプロに見出した可能性です。

この2つのジャンルが出会ったことが、新たな物語を生み出していくことでしょう。

                             インプロバイザー 忍翔